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ウデマエを上げるために必要な習慣

この記事では、ウデマエを着実に上げていくために必要な行動習慣について書いてあります。

私も自戒を込めての部分が大きいのですが、まず間違いなく連敗している時や、ウデマエが長期にわたって上がっていない時はこのページに書いてあることを実践できていません。

しっかり読んで、何度も思い出していきたい内容です。

ウデマエが上がらない人のたった1つの原因

まず最初に、ウデマエが上がらない人は「自分がなぜウデマエが上がらないのか?」について明確に理解できていないと思います。

そしてそこが、最も重要なポイントなのです。

私は、普段はビジネスのコンサルタントとして活動しています。

企業の問題を分析したり、解決に導くのが仕事です。

そして、自分自身も会社経営をしており、問題解決のプロフェッショナルとして飯を食っている立場です。

そんなガチガチのビジネスマンの私が、スプラトゥーンを2000時間以上して、最高ウデマエ2500近くまで到達してわかったことがあります。

私の考えでは、ウデマエが上がらない理由はたった1つしかありません。

それは、「1試合ごとにうまくなっていっていないから」です。

当たり前のように聞こえるとおもいます。

ですが、この先が重要なのです。

なぜ「うまくなっていかないのか?」という話です。

答えは簡単です。

それは、「集中していないから」なのです。

言い換えると、「考えていないから」です。

さらに言い換えると、「良いプレイをイメージしていないから」です。

さらにさらに言い換えると、「仮説を持ってプレイしていないから」ということになります。

スポーツでもビジネスでも重要なのは仮説と検証

全ての物事には「技術」が存在します。

より早く、より正確に、より目標を達成できるための「技術」。

私はスポーツの世界でも、学生の頃に全国大会に出場したり、主将を務めたりした経験があるのですが、全く同じことが言えました。

結局は、いかに考えてプレイしているか?なのです。

そして、考えるとは「仮説を立てる」ことと同義です。

 

つまり、試合が始まる前に、

「こうすれば勝てるのではないか」

「こうすればよいプレイになるのではないか」

という仮説を、いくつ持って、意識しながらプレイしているか?という話です。

 

逆算的に言うと、ウデマエが上がらない人はそもそも試合に勝つための仮説を持ってプレイしていません。つまり良いプレイを明確にイメージできていない状態なのです。つまりちゃんと考えていません。それはすなわち、「集中して技術を磨いていない」ということになるのです。

 

勝負は時の運です。しかし、技術は必ず磨いていけます。

そして、技術を磨いていけば、必ずあとからウデマエも上がるのです。

 

集中してプレイする。

集中できていない時はプレイしない。

 

これが、非常にシンプルなガチマッチのウデマエを上げるルールです。

 

とはいっても、「自分が集中できているか?」を自分で判断するのはとても難しいことです。

そこで、この先では「確実に集中して技術を磨いていけるようになる方法」についてお伝えします。

集中して技術を磨くためのルール1:試し打ちをする

ガチマッチに入る前に、試し打ちをちゃんとしていますか?(マジで自戒)

スポーツをするときに、試合の前にウォーミングアップもしない、ボールも蹴らない、パスもキャッチボールもしない。

そんなトッププレイヤーがいると思いますか?

例えば、ウデマエXになるというのは、上位1%に入るという意味です。

野球で甲子園に出るようなものです。甲子園に出る選手が、試合前にキャッチボールをしないと思いますか?

なぜ、当たり前のことができないのか。

それは、集中していないからなのです。

はっきり言います。

試し打ちがめんどくさいと思うようなら、それはあなたが「集中して技術を磨こうとしていないタイミング」である証拠です。

つまりあなたは、息抜きにスプラトゥーンをしようとしているのです。

明確にお伝えしておきます。

ガチマッチは、息抜きになりません。

もう一度言います。

ガチマッチは息抜きになりません。

息抜きの代わりにガチマッチをやって、残るのはストレスだけです。

ガチマッチは、息抜きにならないのです。

息抜きがしたい時にガチマッチをやろうとするのは、体調が悪い時にランニングをするより愚かな行為です。

もう一度はっきり言います。

たった5分の試し打ちすら面倒に感じるなら、あなたは今集中して技術を磨こうとしていません。

息抜きなら、ナワバリやサーモンランにしなさい。

ストレスを緩和したい息抜きタイムに、集中せずにガチマッチに潜って手に入るのはストレスだけです。

時間の無駄です。

そういうタイミングでガチマッチをやるから、ウデマエがあがらないのです。

簡単な話です。

集中して技術を磨くためのルール2:イメージをしながら散歩をする

ガチマッチに入る前に、散歩をしていますか?(自戒すぎ)

あなたは、プロゴルファーがコースの下見もせずに、ぶっつけ本番でいきなり大会本番を迎えると思いますか?

ガチマッチは、まさにゴルフのような競技だと考えてください。

自分の調子だけでなく、当日の天候や一緒に回る選手との相性などの「運」の要素もあり、さらにゴルフ場によって「特徴や攻略方法が毎回異なる」のです。

当たり前ですが、プロゴルファーは試合に臨む前に何度も何度も下見をします。

コースについて徹底的に調べて、「どうすれば自分の強みが発揮できるか」「どこが難関ポイントになるか」「自分が苦手な場所と得意な場所はどこか」などを事前にイメージしておき、そのうえで試合に臨むのです。

当たり前です。

全員、当たり前にそれをやっています。

あなたがもし、散歩をしながらイメージを固める作業を怠ったまま、いきなり試合本番に臨んでいるとしたら、それがまさにウデマエが上がらない理由です。

そんなこともさぼってしまうくらい、あなたは「集中して技術を磨くつもりがない」状態なのです。

つまり、息抜きにガチマッチをやろうとしています。

息抜きならナワバリかサーモンランにしなさい。

何度でも言いますが、ガチマッチは息抜きの正反対に存在しています。

集中せずにガチマッチをやっても、結果は芳しくないでしょう。つまりストレスが溜まります。

時間の、いや、人生の無駄です。

散歩も面倒に感じるようなら、あなたは今ガチマッチをするタイミングではありません。

練度や技術というのは、「かけた時間」×「集中力(いかに仮説を持って考えながらプレイしているか)」で決まります。

集中力が0に近い状況で大量に練習するくらいなら、集中力が5の状態で短い時間練習した方がうまくなります。

そして、その他の時間を別の有意義なことに使えます。

集中して技術を磨くためのルール3:強い位置を明確にイメージする

ここからは、散歩しながら「何をイメージするのか?」という話になります。

そもそも、スプラトゥーンのガチマッチにおいて最も重要なのが「人数差」です。

私は、ガチマッチのルールは「ラグビー」に酷似していると考えています。

ラグビーではお互いに横一列にラインを引いて、ボールのある位置を一番前線とし、他のメンバーはそこから緩やかに後ろにラインを作っていきます。

ガチマッチにおいても、ホコとヤグラは「ホコの位置、ヤグラの位置」が前線ラインになり、アサリとエリアは「前衛のいる位置」が前線ラインになります。

ラグビーは15人でプレイしますが、ではいきなりここで4人減って11人になったらどうなるでしょうか?

もし8人減って、一時的に「15人 対 7人」になったら?

ラインが穴だらけになり、一気に押し込まれやすくなるのは容易に想像できます。

4人しかいないスプラトゥーンにおいて、自分の安易なデスはそれくらい重い行為なのです。

逆に、相手を1人キルしたら、ラグビーで目の前の相手を4人吹っ飛ばしたようなものです。

スプラトゥーンの勝敗は、ほとんどが人数差によって決まります。

人数が有利になればラインが上がるし、ラインがあるところまで上がれば自然とカウントは進んで勝てるゲームルールなのです。

そして、人数差を作るために最も重要なのが「自分の武器で強い位置はどこなのか」を明確にイメージしておくことです。

各武器には強い位置と弱い位置がある

例えば短射程で、キル速のはやい小回りのきく武器は、細かい段差や凹凸の多いエリアでは性能を発揮しやすいです。

そういう場所は、お互いにいきなり目の前に飛び出してくるようなシーンが増えるため、射程が短いことがマイナスにならず、キル速度の速さと小回りの良さいう強みだけを発揮できるからです。(BOXの周りをチョロチョロしているスパッタりーをイメージしてください。イラっとしますね!)

逆に、そういう場所では中途半端なキル速度の中射程武器はあまり性能を発揮できません。射程の長さが活きず、キル速度の遅さだけが発揮されてしまうからです。それでさらに小回りまで効かないとなると、もはや何もできないに等しくなります。

メインの特徴やサブスペシャルによっても変化します。

上記のような場所でも、トーピードやスプラッシュボムなどがあれば、まだ対応が可能です。

もしくは、ブラスターやバケツ、ローラーのように曲射や裏側に攻撃が通せるなら、話は変わってきます。

つまり、それくらい各武器によって「強い場所と弱い場所は明確に違う」ということを言いたいのです。

例えば96ガロンデコは、通路のような縦長の場所では無類の強さを誇りますが、上記のような場所では最低レベルに弱いです。

ボムもない、弾速も遅い、シールドは開きづらい、小回りもきかない、射程も活きない、弾も当たらないと、自分の弱みばかりが発揮されてしまい、強みは1つも活きません。

そういう場所にいること自体が、そもそもデスを増やす行為になってしまいます。

フィールドを事前に歩き回り、「どの場所で撃ち合い、または中心に位置取り(ポジショニング)をすると、武器の性能が発揮されて対面に勝利しやすいのか?」というのをイメージしておく。

これが散歩による事前イメージの1つ目になります。

集中して技術を磨くためのルール4:戦うべき相手を明確にイメージする

各武器には、性能を発揮しやすい「場所」があるという話でしたが、さらに「対面で有利を獲りやすい相手」というのも存在します。

例えば、射程が短い武器が、だだっ広い場所で射程が長い相手と撃ち合うのは自殺行為です。

ただし、バレずに裏取りをして接近できれば、相手にとっては非常に嫌な動きになる可能性もあるでしょう。

4対4のゲームなので、試合が始まった瞬間に編成を見て「自分は主に誰にとって強いのか・誰を抑えるべきか」を明確にイメージできると、より強みを発揮しやすくなります。

逆に、誰とは戦ってはいけないのか?というのも大事です。

全ての武器に有利が取れるというのはあり得ません。

じゃんけんのように、必ず有利と不利が存在します。

ルール3で「性能を発揮しやすい場所」を中心に立ち回るのは、そもそもそういった「不利対面」自体の発生率を低くするためです。

しかし、当然そこだけで戦い続けるのは難しいので、試合全体で「誰とは勝負して、誰とはできるだけ勝負しない」というのを一瞬でイメージすることが重要です。

散歩をしながら、

この辺でこういう系統の武器とは戦わない方がいいな

この位置でこういう系の相手ならガンガン行こう

という風に事前にイメージしておき、試合が始まった瞬間に「こいつは俺が抑える、こいつとは戦わない」と的を絞るだけでも、かなり戦い方が変わります。

集中して技術を磨くためのルール5:各ルールとステージの攻略法をイメージする

最後にこれです。

例えば、アンチョビットゲームズはリスポーン付近の広場が非常に広く、そのあたりに敵が2人以上侵入して塗りで制圧されると、かなり不利になります。

コンブトラックも、ホコ台がある1段目の広場が広く、塗りで制圧されると防衛側が下に降りられなくなってしまいます。

これは一例ですが、上記のように「このステージはこのタイミングでここを抑えると強い」というのが明確に存在します。

ステージにはすべて「構造」があるので、分析すれば攻略できるのです。

このサイトでは、各ルール×ステージで全ての構造を分析し、攻略情報を掲載しています。

ガチマッチに入る前に、こういった攻略サイトを見て、構造について理解してから、散歩で相手の動きを妄想しつつ「イメージ試合」をやります。

  • 初動はこんな感じで強い場所に陣取って・・・
  • 人数が不利になったらここに迅速に戻ると・・・
  • ヤグラがここに進んだらここに入って・・・
  • 相手がこの辺から顔を出したら、こう処理する・・・
  • でも苦手な相手なら撤退して・・・
  • 最悪苦手な相手に陣取られたらこっちのルートを担当して・・・
  • ここまでヤグラがいけたら裏取りしよう

などといったイメージで、ここまでのルール3からルール5までを合わせて、散歩をします。

断言します。

ウデマエが長期において上がっていない人は、これをやっていないでしょう。

それは、頑張っている「ふり」をしているだけです。

ひたすらに潜る。

いっぱいプレイする。

そういうものではないのです。

スポーツでも、ビジネスでも、スプラトゥーンでも、ある程度高いレベルまで到達している私が断言しておきます。

 

技術は、「かけた時間」×「集中力(いかに仮説を持って考えながらプレイしているか)」で伸びます。

 

もし、あなたが大量に時間をかけてもうまくなっていないなら、明確に後者が足りません。

もし、あなたが大量にプレイする時間がないなら、後者を磨く必要があります。

 

でもめんどくさいし・・・

やっぱりいきなりガチマッチに潜りたい・・・

 

そういう人は、「うまくなりたいと思っているふりをしている」だけです。

1試合、5分間で1でもうまくなれば、100回やれば100うまくなります。

あなたの次の試合で、あなたは「何を意識して」「何ができるようになる」つもりなのでしょうか?

自分が、なぜウデマエが上がらないのか、何をすればウデマエが上がる可能性があるのか、明確に説明できますか?

 

課題が明確になれば、必ずうまくなります。

仮説を持ってプレイする。

そういった習慣を身に着けてください。

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