この記事では、ガチエリアで必要とされる6つのロール(役割)に基づいて、
それぞれのロールにおける強い武器ランキング
を紹介していきます。
ガチエリアにおける6つのロールについては、下記の記事を先に読んでください。
タンク最強武器ランキング
タンクは、高い体力値で敵の注目とインクを集めて、味方の攻撃ロールのキルを支援する役割です。
スプラトゥーンでは、イカの体力値は全員が100で統一されているため、
- シェルター類
- サブがシールド
- スペシャルが耐久系
という組み合わせによって、タンクを担当することになります。
言い換えると、タンクはスプラトゥーンにおいて非常にレアなキャラクターで、担当できる武器種が少ない分、貴重価値が高いロールになります。
1位:52ガロンベッチュー
サブがスプラッシュシールドで、さらにスペシャルもナイス玉というシールド効果を持っているため、タンクとしての運用が可能なレアなシューターです。
ナイスダマが貯まった状態だと、かなり無茶な動きをしても生存が可能なため、タンクとしては一級品と呼べる武器性能を持っています。
メイン武器の塗りも強く、さらにキル速度も速いため、敵からすると「腫れ物に触る」ような感覚にできる、まさにタンクの鑑のような存在。
「放置するわけにもいかないが、触りに行くのも面倒」
これがタンクとしての最も良い評価になりますが、まさに52ガロンベッチューはそのような存在として、他のタンク種とは一線を画す性能になっています。
複合ロール:タンクフィニッシャーを目指そう
52ガロンベッチューは、タンクとしての性能も抜けていますが、さらにシューター種の機動力を活かして「攻撃ロール」のフィニッシャーも兼務できる強みがあります。
専門職の黒ザップほどではありませんが、そこそこの機動力を活かして、味方のカバーに回る動きを追加することができれば、「タンクフィニッシャー」という唯一無二とも呼べるロールに進化する、圧倒的な武器性能です。
イメージとしては、基本はタンク職としてまずはシールドを張って目立つような動きをして、敵に自分を狙わせていきます。
そうすると、自分を狙っている敵を、味方のフィニッシャーやDPSが狙いに行くため、戦闘が発生します。
そこで、すかさず自分も戦闘に参加することで、擬似的な2対1を創り出すことができ、キルが獲れる。これがタンクフィニッシャーの運用方法です。
手順としては
- 味方の攻撃ロールの近くでタンク運用する
- 敵を引き付けて味方に対面してもらう
- 瞬間的にフィニッシャーに切り替えてキル参加する
というイメージです。
この場合、
- 攻撃ロールの味方と離れすぎないポジショニングを取る
- 味方がカバーに来れない時は、粘りすぎずに早めに撤退する
- 味方がカバーに来た瞬間を察知して、フィニッシャー(キルムーブ)に切り替える
という熟練度が必要になります。
サブロールとして「DPS」まで可能なチート性能
ここまでの説明の通り、52ガロンベッチューは「タンク」をメインロールとし、「タンクフィニッシャー」という上位種に進化できる可能性まで持っている武器ですが、さらに
サブロールとして「DPS」までこなせる
という反則級の性能になっています。
DPS武器は、キルに特化した武器性能を敵に押し付けることで、自分の1デスのリスクと引き換えに連続キルを狙っていくような「リスクテイカー」の役割を担います。
DPSが自分からリスクを取ってキルを狙いに行くことで、敵に圧力がかかり、ラインを下げさせたり、連続キルで一気に試合をひっくり返すことができるわけです。
52ガロンベッチューは、サブのスプラッシュシールドとメインの「2確」というキル性能をうまくかみ合わせれば、瞬間的に驚くようなDPSを出せる可能性を持っています。
もちろん、スプラッシュボムを転がしつつ、キル速の速いメインで詰めて、逃げる敵にジェットパックやクイックボムピッチャーで追い打ちまでかけられるような「スプラシューターコラボ」「バケットスロッシャーソーダ」などに比べると、DPS性能は少し下がります。
しかし、最前線でも仕事ができる上に、ミスした場合にタンク性能で生存できる可能性まであることを考えれば、十分にDPS運用可能です。
この、「タンクフィニッシャー」という非常に重宝されやすい複合ロールに加えて、味方のDPSが弱い場合にサブロールで「DPS」運用にも切り替えられるという点が、52ガロンベッチューを唯一無二の存在にしており、不確定要素が多いガチマッチで好まれる理由にもなっています。
2位:キャンピングシェルター系3種
パージという最強の盾を持っているキャンピングシェルター種で、とりあえずパージをするだけでもタンク運用ができてしまいます。
キャンピングシェルター種は3種存在しますが、
- ビーコン+バブルランチャー
- シールド+カーリングボムピッチャー
- トラップ+ウルトラハンコ
というサブスペシャル構成になっており、どれも甲乙つけがたいくらい、タンクロールとしては性能が高いです。
どれを使うかは好みが分かれるところですが、タンクロールは
「放置するわけにもいかないが、触りに行くのも面倒」
というのが理想の評価になるため、「トラップ」という塗りとマーキング効果まであるサブに、近接最強と言える「ウルトラハンコ」が合わさった、キャンピングシェルターカーモが頭一つ抜けている印象です。
複合ロール:タンクDPSを目指そう
キャンピングシェルターカーモの場合は、メイン武器が確定数1発というキル性能に加えて、ウルトラハンコという高いDPSのスペシャルもありますので、
「タンクDPS」
という複合ロールでの運用が可能です。
1確を出すのはかなり練度が必要ですが、これが当てられるようになってしまうと
- パージを出したりトラップを置いて、エリア周辺でタンクとして派手に目立ちつつ
- 潜伏から急に飛び出して1発で敵を仕留めたり、最前線でウルトラハンコで連続キルを獲るようなDPS運用も織り交ぜる
という、これも唯一無二と呼べる複合ロールに進化します。
本来、タンクは「目立つ存在」で、DPSは「目立ってはいけない存在」であるため、矛盾する2つのロールを1人で担当するためには、
「さっきまでめちゃくちゃ目立ってたと思ったら、急にいなくなった、、と思ったら突然隣にいる」
というような「緩急」をつける必要があり、独特のセンスが求められます。
正直、これができるキャンピングシェルターはめちゃくちゃカッコいいです。
その他のタンク適職がある武器
ここからは、他のタンク適職がある武器を列挙し、点数とひとことコメントを紹介していきます。
パラシェルター2種:60点。耐久値は高いが、塗り力が低いため純粋なタンクとして運用しづらい面があり、かといってDPSほどの火力もないため中途半端な印象。
スパイガジェットソレーラ:70点。スペシャルのイカスフィアと合わせると耐久値としてはギリギリ合格点で、塗りも強いためタンクとして運用可能。キル性能がもう少しあれば・・・。
ケルビン525デコ:60点。耐久値は高いが、塗り力が低いためタンクとしては運用しづらい。DPSをメインにして、サブロールでタンクをこなすイメージの方が強そう。
フランカー最強武器ランキング
※後ほど執筆予定
サポート最強武器ランキング
サポートは、高い塗り力と支援能力で、カウントを進めながら味方の攻撃ロールのキルを支援する役割です。
味方を支援する方法は、
- メインでインクをばらまき、足場を増やして味方を戦いやすくする
- 派手に暴れて的になることで、敵の位置を割り出す
- サブやスペシャルで索敵する
- 味方にバリアを付与する
など、バリエーションが多いため、サポートロールを担当できる武器種は比較的多めだと言えます。
1位:わかばシューター
圧倒的な塗り力を誇り、スペシャルもチーム全員を瞬時に強化できるインクアーマーというサポートのために存在するような武器。
さらに、サブのスプラッシュボムで遠くの敵に嫌がらせしたり、戦闘中の味方にリスクなく支援もできるため、非常にバランスが良いサポート性能を持っています。
ガチエリアにおいて、わかばシューターよりも塗りが強い武器は存在しないと言っても良いですし、シューター種の機動力を活かして動き回ることで、的を絞らせずに敵をあぶりだすことも得意です。
「あいつを倒さないと有利な展開にならないのが分かっているに、いつもギリギリ倒せない」
というのがサポートの最高の評価になりますが、わかばシューターは理論値を出せば上記に最も近づきやすい武器性能だと言えます。
死なずに永遠にエリアを塗り返し続けるため、敵からするとキルを狙いに行きたくなるところですが、絶妙なタイミングで嫌な位置にボムを置いたり、アーマーを吐いて攻勢に転じてくるため、結局は敵側ばかりに一方的にリスクを取らせる形になっている、というのが理想です。
複合ロール:サポートフィニッシャーを目指そう
わかばシューターは、メインのキル力はいまいちですが、インクタンクが大きく、スプラッシュボムを多用できるという強みがあります。
アーマーを使った瞬間の対面力向上に加えて、機動力とボムによるカバー範囲の広さを活かすことで、「サポートフィニッシャー」という上位職の複合ロールを実現できます。
塗っているだけ、ヘイトを集めるだけの存在から、「サポートフィニッシャー」にロールを進化させることができると、要所でキルにも関与できる圧倒的な存在になれます。
そのためには、タンクフィニッシャーと同じく
- 常に味方の攻撃ロールにカバーしてもらえるポジショニングをする
- 狙われたら、味方がカバーに来るまで粘って生存する
- 味方がカバーに来た瞬間に、フィニッシャーに切り替えてキルを狙う
という支援⇒攻撃の切り替えが重要です。
さらに、スプラッシュボムのキル性能を活かして、遠くで戦闘が発生した際に絶妙の位置にボムを投げてあげることで、リスクゼロで多くの戦闘に駆け付ける「遠距離フィニッシャー」になれます。
この、
- サポート職として運用しながら、味方の攻撃ロールのカバーに合わせて瞬時にキルムーブに切り替えるフィニッシャー運用
- 遠方の戦闘に対してスプラッシュボムでフィニッシャーを務める遠距離フィニッシャー運用
の2つが実現できるようになると、DPSロール以上のキルレシオに化ける可能性を秘めています。
ガチマッチでキルトップを獲るようなわかばシューターは、だいたいの場合この「サポートフィニッシャー」のロールを実現しています。
2位:ヴァリアブルローラーフォイル
キューバンボムという制圧力と塗りの強いサブに、マルチミサイルという索敵+敵を動かす能力が高いスペシャルが合わさった、非常に支援能力の高い構成の武器。
さらに、メインの縦振りが圧巻の塗り力を誇っており、遠くから塗って、危ない位置にキューバンを投げて牽制し、ガンガンにミサイルを吐くという
通称「ミサイルマン」
をしているだけでも、ステージによっては十分に活躍できるレベルのサポート性能を持っています。
縦振りの塗り射程が非常に長いので、遠くからリスクなくエリアを塗り続けられる上に、アーマーと違って「後ろから使うほど強い」というマルチミサイルの特性が合わさり、何も考えずに後ろから塗ってミサイルを吐くだけでも、サポートロールがこなせます。
ただし、わかばシューターよりも機動力に大幅に劣るため、塗っている時に敵のDPSロールの「的」になりやすく、うまく返り討ちにしたりヘイトを集めて生存する難易度が高めです。
また、味方のDPSを直接的に長時間支援できる「インクアーマー」は、サポートロールがインクアーマーを使ってから味方DPSがリスクを獲りに行くという順番で機能するため、無駄になりにくい性質がありますが、
それと比べると、「マルチミサイル」は「戦闘中の味方に向けて援護射撃で撃つ」「敵のスペシャルを潰すタイミングで撃つ」など、味方や敵の動きに合わせて後出しで使用することで機能するという性質があるため、何も考えずに撃つと性能が落ちてしまいます。
複合ロール:サポートDPSを目指そう
ヴァリアブルローラーフォイルは、1確というローラー種の強みを押し付けることで、ワンチャンスのキルを通せる「DPS」の性質も持ち合わせています。
そのため、使い込めば「サポートDPS」という非常にレアな上位職に進化できる可能性を持っている、珍しい武器となっています。
ただし、DPSはリスクを取って自分から仕掛ける性質があるため、失敗した時にデスする可能性も高くなります。
タンクやフランカーがDPSをする場合は、失敗した際に体力や機動力でデスを減らせる可能性がありますが、ヴァリアブルローラーフォイルはDPSロールで失敗した場合の保険が全くありません。
にもかかわらず、サポートロール自体は「極力デスしてはいけない」という矛盾する性質を持っているため、上位職の「サポートDPS」での運用は全武器種の中でも最も難しいと言えるレベルです。
後方からサポートロールを完璧に回しつつ、前に出てリスクを取るタイミングも完璧に見極め、絶対に失敗しないキルムーブでいきなり連キルを獲るDPS運用に切り替える、という「スプラトゥーンの申し子」のようなプレイが求められます。
これができるプレイヤーは極小と言えますが、できたらめちゃくちゃ渋いです。
その他のサポート適職がある武器
ここからは、他のサポート適職がある武器を列挙し、点数とひとことコメントを紹介していきます。
(※この記事は、執筆途中となります。)
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