アタリメ団シーズン3に向けて

おはこんばんにちは

がくちょうです。

今日はアタリメ団のシーズン3について考察していきます。

アタリメ団を作った理由

何度か紹介していますが、私がアタリメ団を作った理由は

なんか色々とスプラトゥーンがもったいなかったから

です。

非常に競技性が高いスポーツと呼べるゲームなのに、スポーツの発展に必要なあらゆるものがエコシステムとして形成されていませんでした。

例えば、夢。

本気で打ち込めば、ビッグスターになれる!という夢がないと、選手としての参入者が増えません。

例えば、技術の指導体系。

一人でやみくもにプレイ時間を増やして試行錯誤するしか上手くなる方法がない状態では、続けられる人の方が少ないです。

例えば、ファンコミュニティ。

長期にわたって運営されているチームと、それを取り巻くファンクラブなどのコミュニティが形成されていかないと、興行として発展しません。

とまぁ言い出したらキリがないくらい、ありとあらゆるものが足りていません。

で、ポテンシャルがあるのにエコシステムが形成されていないジャンルに飛び込んでしまうのは起業家の習慣というやつです。

その習慣に従って、とりあえずできることからやろうと思ってアタリメ団を作ったという感じがスタート初期の段階でした。

課題の優先順位を決めるための1年半

アタリメ団を作ってから1年半近く経過しました。

その間、私は「課題の優先順位」について考えてきました。

課題の優先順位を決めるというのは、特定の業界に発生している問題について、連鎖的に問題を引き起こしている根源にある課題を突き止めるという作業です。

実際に、課題というのは連鎖していくもので、冷静に分解していくと課題Aのせいで課題Bも発生して、そのせいでCも発生しているという風に繋がっています。

では、スプラトゥーンという業界において、どのような課題の連鎖が発生しているでしょうか?

どのような状態を、最優先のカスタマーサクセスとして定義するべきでしょうか。

業界を散歩しながら、そのような思考で周りを見渡していました。

1年半、アタリメ団のユーザー数は200まで拡大し、youtubeのチャンネルは6000近くまで伸ばしてみました。予想以上に幅広い経験値が積めたと感じています。

その中で、1つ見えてきた方向性がありました。

確かに、夢もあった方がいいです。技術の指導体系も、ファンコミュニティも存在していた方が良いとは思います。

ですが、もっと深い部分にやるべきことがあると気づきました。

それが、「大会の活性化」です。

大会がすべての原点である

ほとんどの人にとって、トッププレイヤーになってプロとして食べるような大きな夢が無くても、目標としている大会があればスポーツとして長期にわたって楽しめます。

技術的な指導体系がそこまでかっちり固まっていなくても、チームで協力して大会での勝利を目指す過程で、互いに助け合って実力が伸びるのをこの1年半で確認しました。

そして、ファンができるようなチームが長期にわたって活動するためには、そもそも固定チームで長期的に出場できるような大会の受け皿が先に必要です。

全ての問題の根源に、大会の活性化が必須なのです。

そこで、シーズン3からアタリメ団のビジョンを

スプラトゥーンをスポーツにする

から

全てのスプラトゥーンプレイヤーがチームで大会に出場できている状態を目指す

に変更します。

2つの方向性

ビジョンの実現のために、必要なことは何でしょうか?

大きく2つの方向性を考えています。

1つは、理想的な大会をアタリメ団自体が主体となって開催することです。

大会の活性化には、そもそもそれ自体に様々な障壁があるように感じます。

  • 大会開催側にメリットがあるような設計
  • 大会開催側のデメリットを減らす設計
  • ウデマエ関係なく出場できるような仕組みの設計
  • 誰でもチームが組めるような仕組みの設計
  • 固定チームで中長期で出場できるような設計
  • 参加者のリピートを促す仕組み
  • 参加者同士の交流や親睦が深まる仕組み
  • 参加者の勝利への欲求を高める仕組み

などです。

これらの問題をすべて乗り越えていけるような大会自体の設計と実務を、まずはアタリメ団自体でやってみる必要があります。

これは1月末に開催予定で、そこを皮切りに定例化していくつもりです。

これで、アタリメ団の内部に向けた大会機会の提供と、そこから少し外に広げた機会提供が実現できます。

もう1つは、現在各所で行われているローカル大会に対してのノウハウと物資リソース等の支援です。

アタリメ団が主催する1つの大会で「スプラトゥーンプレイヤー全員が」というのは達成不可能なので、既存のローカル大会にアプローチして大会を活性化したり、裾野を広げる手伝いをしていくことで、影響を及ぼす範囲を広げていく形です。

これで、大会のすそ野を広げつつ品質を高めていく部分にアプローチして、結果として

全てのスプラトゥーンプレイヤーがチームで大会に出場できている状態

を実現していきます。

 

もちろん、団員の皆さんの協力が不可欠です。シーズン3もみんなで楽しんでいきましょう。

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